Investigation

研究

若さを科学し、
未来の健康をデザインする。

私たちは、内面も外見も若々しく、人生をより豊かに生きるための
「ロンジェビティ(長寿・健康寿命)研究」を推進しています。
遺伝子・エピジェネティクス・代謝・細胞機能などを多層的に解析し、
老化のメカニズムを科学的に評価。
幹細胞や上清を用いた再生医療に加え、美容医療や免疫療法に関する臨床データを研究に活かし、
エイジングケアとQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を両立させる新しい医療を探求しています。
「ロンジェビティ研究」とは、単なる長生きではなく、
“健康で活動的な人生をより長く送ること”=健康寿命の延伸を目指す研究や実践の総称です。
バイオテクノロジー・再生医療・AIなどの先端技術を活用し、
老化の仕組みを解明しながら、その予防・改善を目指します。
近年では、日本国内でも再生医療企業や専門クリニック、大学との連携による
教育・研究プログラムが増加しています。
当センターも、そうした未来型医療の中核として、日々進化を続けています。

一人ひとりの違いに向き合う医療

CPC(細胞加工センター)を併設した研究体制

当院では、院内に**CPC(Cell Processing Center:細胞加工施設)**を併設しており、幹細胞や培養上清の製造・培養・品質管理までをすべて自施設内で一貫して行える体制を整えています。患者様からお預かりした細胞をもとに、オーダーメイドの幹細胞上清を作成することが可能であり、その過程では、専門チームによる厳格な品質管理と安全性の確保が不可欠です。当院では、研究・技術・臨床の各分野が密に連携した体制のもと、個別化再生医療を安全かつ確実に患者様へ届けるための仕組みを構築しています。最先端の科学的知見を、信頼性の高い管理体制とともに、医療現場に実装し続けることが、私たちの使命です。

CPCとは

CPC(Cell Processing Center)とは、細胞の抽出・培養・加工・保存などを行うために、厳格な清浄度管理のもと設計された専用のクリーンルームです。
医療機関内にこのような施設を備えることで、細胞の加工を安全かつ効率的に一貫して実施できる体制を構築しています。
当院では、再生医療等の安全性確保に関する法律に基づき、細胞培養加工の工程を適切に管理し、
必要に応じて再生医療等提供計画の届出や細胞加工に関する情報提供を行っています。
これにより、治療や研究に用いる細胞製品の品質と安全性を担保しつつ、患者様への医療応用に繋げています。